職業訓練校に入学を希望されている方に向けて、授業の内容や休み時間・食堂の様子など普段の学校生活について詳しく解説しています。

職業訓練校に入学を希望されている方に向けて、退職からハローワークでの申し込み方法、試験・面接、入学まで詳しく解説しています。

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(2)退職してから職業訓練校入校までの流れ

退職から職業訓練校入校までの流れ
職業訓練 準備編

あくまでも私の経験です。私も会社を退職してしばらく経ちますので、記憶が曖昧です。正確な情報はハローワークで聞いてくださいね。

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退職後、職業訓練校入校までの流れ

1.職場を退職する。

社内・社外の挨拶を済ませ退職しましょう。お勤めお疲れ様でした!
ちなみに私は1年前から退職について考えており、会社にも少しずつ話をしていました。いきなり退職すると、思ったより準備することも多く、出費も想定した以上に出てきたりします。退職はできる限り余裕を持って行うことをおススメします!

今では、退職代行会社を使う手もあります。
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2.離職票をもらう。

退職後10日程度で元職場から郵送されるのが一般的です。

退職理由が離職票に記載されています。間違いがないか確認しましょう。
待っても来なければハローワークへいって手続しましょう。
ハローワークが職場へ離職票の手続きを打診してくれます。

3.ハローワークで失業保険の手続きをする。

離職票を管轄のハローワークに提出します。

本来、給付を受ける条件として求職活動しないといけない

失業の認定を受けようとする期間(認定対象期間。原則として前回の認定日から今回の認定日の前日までの期間)中に、原則として2回以上(基本手当の支給に係る最初の認定日における認定対象期間中は1回)の求職活動(就職しようとする意思を具体的かつ客観的に確認できる積極的な活動のことをいいます。)の実績が必要となります。また、自己都合などで退職された場合、離職理由によっては、待期期間満了後3か月間は基本手当が支給されません(離職理由による給付制限)が、この期間とその直後の認定対象期間をあわせた期間については、原則として3回以上の求職活動の実績が必要となります。

とありますが、公共職業訓練等の受講期間中は免除されます

雇用保険の手続き

自己都合の場合
待機期間7日、給付制限期間3カ月経ってから失業保険をもらえます。
会社都合の場合
待機期間7日後、給付制限期間なしで失業手当がもらえます。
自己都合で3カ月の給付制限期間中であっても、職業訓練が開始される日より、失業手当(訓練手当)がもらえるようになります。また3カ月しかもらえない人であっても、訓練の受講中は継続してもらえます。訓練によっては半年や1年のものがあり、その期間ずっとお金をもらいながら勉強できます。

4.国民年金、国民保健の手続きを行う。

ますは国民年金。
お住まいにある年金事務所で、退職後14日以内に手続きします。
今まで厚生年金として給与から引かれていたので、改めて年金について考えるきっかけになりました。生活に不安はありますが、将来の自分のため、きちんと収めますよ。免除の申請によって、全額免除、半額免除など、相談できます。

 必要なもの

年金手帳、印鑑、離職票や退職証明書など退職日の確認できる書類
詳しくは、行く前にお住まいの年金事務所にお伺いしてくださいね。

次に国民健康保険。
退職後14日以内に手続きします。区役所で手続きしました。

 必要なもの

印かん(自署の場合は不要)
健康保険等資格喪失証明書(会社や保険組合が発行するもの)
詳しくは、行く前にお住まいの区役所にお伺いしてくださいね。

ちなみに退職後20日以内、以前の職場の社会保険に2ヶ月以上であれば、手続きすれば会社で入っていた保険に任意継続できます。国民健康保険とどちらが安くなるか、一度計算すると良いですね。私は、任意継続すると若干高くなったのでやめました。

あと、離職票の退職理由が自己都合以外(会社都合、倒産、残業過多など)であれば、国民健康保険の料金が割り引かれますので、役所でご相談ください。

5.ハローワークで職業訓練、日程確認・申し込みをする。

あらかじめインターネットやハローワークに置いてあるパンフレットから、自分が行ってみたい職業訓練、日程を確認。
行きたいコースが決まったら訓練校の見学会に参加し、公共職業訓練の窓口(ハロートレーニング窓口)に相談・申し込みをします。
失業保険の手続きをする前でも、雇用保険の受給資格がなくても、離職する前でも相談・申し込みができますよ。

漠然と訓練がしたいと言っても話が進まないので、必ず受けたいと思っているコースを調べて出来れば見学会などにも参加して相談するとスムーズです。若年層向け、女性向けなど、訓練によって対象が決まっているものもあります。

6.ジョブカードを作成する

私の場合は、職業訓練を申し込む条件としてハローワークからジョブカードの作成を指示されました。

ジョブ・カードとは自分が取得した資格や免許、今までの職務経験や職業訓練を受けた履歴をまとめたものです。自分だけでなく他の人も具体的に職業能力を判断できるため、求職活動をする際の応募書類として活用できます

求職者はもちろん、必要な様式をジョブ・カード制度総合サイトからダウンロードすれば誰でも利用できます。

ジョブ・カードができたら、ハローワークで予約をとり(電話やネットから行えます)キャリアコンサルティングの方と面談しました。30分から1時間くらいだったように思います。キャリアコンサルティングの方は気さくな方でしたので、緊張せずにこれまでの振り返りができて非常に有意義な時間でした。

キャリアコンサルティング ジョブカード
職務経歴書やなぜその仕事をしたいのかを、より人に伝わるように書き換えてくれたり
就職活動についてのアドバイスなど的確で、本当に受けて良かったです。

7.職業訓練校の選考試験を受ける。

試験までくれば、あとは準備をして天命を待つのみです。
筆記試験と面接ですが、あっという間に終わります。小中学生のころの数学が出てきます。因数分解やルート計算、全く解き方が分からなくて途方に暮れました。
しかし立体図面の問題は、おそらくパーフェクトだと思います!

8.合格通知が来る。職業訓練の受講決定!

おめでとうございます!
授業が始まるまで、準備できることは準備して、ゆっくり待ちましょう!


いきなり時間がたっぷり出来ます!なので私は、お恥ずかしながら昼夜逆転の生活になってしまいました。
しかし、そんな時間が増えてくると、周りの働いてる人との差を感じたり、社会との溝を感じやすくなります。いきなり職業訓練校に通い出すと、最初は体力が続きませんでした。ですので、入校前でも朝きちんと起きて体力をつけることをお勧めします。

職業訓練校へ行けば似たような状況の方、人との繋がりがあり、就職へのモチベーションとなります。きちんと授業に出てれば、訓練手当(失業手当)ももらえるので、生活も安定します。訓練は時間決まっていて、夕方には終わりますし、土日祝日は休みだと思います。資格勉強も並行して、がんばれば十分にできます。

ですので、次の職場が決まってないなら、自分の興味のあるものを学んでみる良い機会と思うので、職業訓練をお勧めします。職業訓練は訓練中に仕事が決まったとしても、快く送り出してくれます。途中で訓練投げ出して心苦しいと思う必要は一切ありません。また、訓練日でも資格の受験、就職試験(面接)等も、許可を快くくれるかと思います。

職業訓練も1つの手段であって、例えば、就業中に勉強して資格を取るのも同じ手段の1つです。私の意見ですが、うまく利用できるものがあれば、自分の為に、自分の糧となるように使っていきましょう。少しでも誰かの参考になればいいなと思います。

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